今回は投資をする前に読んでおいて損しない、バイブルの書籍を紹介したいと思います。
私が株式投資を始めたときは「とりあえず有名な企業買っておくか」とか「この株安くなってるから買おう」なんて適当な投資してました。
この買い方は実は間違いで、同じ投資でも損失する可能性が高いやつです。
その結果、株価が大きく変わらずに売却したり、購入金額よりさらに下落して損切りすることが多くありました。
これから投資を始めようと思っている方や、投資を始めてる方が同じ経験をしないように参考になる書籍をご紹介します。
書籍を読むことで３つを習得できます。
習得できること
- 投資すべき理由
- 投資対象の選び方
- 投資の心得
この本に出合ったおかげで、初心者ながら数十万円の利益を確定しました。
今年は少額ですが含み益の状態で維持しています。
徐々にですが、中長期投資で毎年利益が出せるようになってきました。
投資は学校では教えてくれません。数ある投資本で読んで損しない厳選３冊です。
本ページはプロモーションが含まれています。
金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
社会人になったら必ず読んだ方が良いこの一冊！
ロバート・キヨサキ氏による「金持ち父さん 貧乏父さん」
この本は、財務教育の世界でベストセラーとなった名著。
実体験に基づいた物語形式で、お金に対する考え方の重要性をわかりやすく説明してます。
キヨサキ氏が、自身の実の父親（貧乏父さん）と友人の父親（金持ち父さん）から学んだ教訓を対比させながら新しい金銭感覚を学ぶストーリーです。
日本は貯金大国ですがこの本を読むと、貯金に対する考え方がガラッと変わります。
資産と負債の違いを理解する
本書で大切にしていることは、資産と負債の定義にあります。
キヨサキ氏によると、資産とは「お金を生み出すもの」であり、負債は「お金を奪うもの」です。
この単純な定義が、人生を変える可能性を秘めています。
例えば、多くの人が資産と考えている自宅も、実はキャッシュフローの観点から見れば負債になり得ます。
この考え方を身につけることで「投資の際に何を購入すべきか」をより明確に判断できるようになります。
金融リテラシーの重要性
キヨサキ氏は、学校教育では教えてくれない金融リテラシーの重要性を強く説明しています。
お金の仕組みを理解し、それを自分のために働かせる方法を学ぶことが、真の財務的自由への鍵だと。
この本を通して、基本的な会計知識や税制度の理解、そして投資の基本原則を学ぶことができます。
アメリカの税制の話になりますが、税金を理解しようと思うはずです。
この知識は、この先投資の判断において非常に重要な役割を果たすでしょう。
キャッシュフロー重視の考え方
「金持ち父さん」が教える重要な教訓の一つに、キャッシュフロー重視の考え方があります。
単に資産を増やすことだけでなく、定期的に収入を生み出す投資を重視すること。
この考え方は、長期的にみて安定性を確保する上で非常に重要です。
単なる「貯蓄」から「投資」へと思考が変わり、お金を積極的に働かせる方法に興味が出てくるはずです。
株で富を築くバフェットの法則
投資の神様、バフェットの書籍です。
世界最高の投資家として知られる、ウォーレン・バフェットの投資哲学と手法を詳細に解説した一冊。
バフェットの長期にわたる成功の秘訣を学ぶことで、投資アプローチを磨くことができます。
バリュー投資の本質
バフェットの投資哲学の本質は、バリュー投資の考え方。
企業の本質的価値と市場価格の乖離に着目し、割安な株式を見つけ出す投資手法です。
この本では、どのように企業の本質的価値を評価し、投資判断するかを詳細に解説しています。
例えば、企業の財務諸表の読み方、キャッシュフローの重要性、そして経営陣の質の評価方法など。
この知識は、個人投資家が質の高い企業を見極める上で協力な武器になります。
長期投資の重要性
バフェットの成功の要因の一つに、長期的な視点での投資があります。
短期的な市場の変動に惑わされず、優良企業に長期投資すること。
バフェットは「最適な保有期間は永遠」と言いますが、これは質の高い企業に投資し、長期的に保有することで複利の力を最大限に活用できるという考えです。
この哲学は、非常に重要な指針で考えさせられます。
リスク管理と分散投資の考え方
投資する際によく言われる、リスク管理は非常に重要です。
この本では、バフェットがどのようにリスクを評価し、管理しているかを詳しく解説してます。
興味深いのは、バフェットの分散投資に対する考え方です。
一般的に推奨される広範な分散投資ではなく、バフェットは「理解できる範囲内で集中投資を行うこと」を提唱しています。
これは、十分な企業調査と理解に基づいた投資判断の重要性を教えてくれます。
投資テクニックだけでなく、市場と企業を深く理解することの重要性がより深く理解できるはずです。
雰囲気投資がいかに危険か気づきます。
JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
最後はニック・マギゲニー著「JUST KEEP BUYING」です。
この本は、現代の投資環境に適応した、シンプルかつ効果的な投資戦略が知れる一冊です。
マギゲニーはデータ分析に基づいた投資アプローチで、長期的な富の構築方法を詳細に解説しています。
継続的な投資の威力
この本のタイトルにある「JUST KEEP BUYING（ただ買い続けよ）」という言葉は、投資哲学を端的に表現しています。
マギゲニーは市場のタイミングを図ることの難しさと、代わりに定期的かつ継続的に投資することの重要性を強調しています。
彼は、過去の市場データを分析し、長期的には株式市場が上昇傾向にあることを示しています。
このデータから、市場の短期的な変動に惑わされず、定期的に投資を続けることで長期的には高いリターンが期待できると。
この「時間分散」の考え方は、投資初心者にとって非常に参考になります。
低コスト投資の重要性
マギゲニーは、投資成果に大きな影響を与える要因として投資コストの重要性を強調しています。
アクティブ運用のファンドよりも、低コストのインデックスファンドやETF（上場投資信託）を推奨しています。
長期的に見た場合にわずかな手数料の差が、複利効果によって大きな差となることを学べます。
この知識は、投資商品を選択する際の重要な判断基準となるでしょう。
ライフステージに応じた資産配分
「JUST KEEP BUYING」の特徴的なところは、ライフステージに応じた資産配分戦略を提案していることです。
マギゲニーは、若いうちは株式比率を高く保ち、年齢とともに徐々に債券の比率を増やしていく従来の考え方は違うと考えてます。
代わりに、個人の財務状況やリスク許容度、そして人生の目標に基づいて、柔軟に資産配分を調整していく方法を提案しています。
例えば、安定した収入がある場合は年齢に関わらず、株式比率を高くしておけばよいと説明しています。
この考え方は、最適な投資戦略を構築する上で非常に参考になります。
資産管理の方法は、各個人の収入状況によって決めることが重要です。
まとめ
ということで、今回は3冊の書籍を紹介しました。
投資初心者はもちろん、すでに投資をしている人に必要な知識と視点が学べます。
「金持ち父さん 貧乏父さん」でお金に対する基本的な考え方を学び、「株で富を築くバフェットの法則」で長期的な投資哲学を理解、そして「JUST KEEP BUYING」で現代的な投資戦略を身につけると最強です。
本を読み学んだことを実践することで「投資を始めてよかったな」と思える結果を手に入れましょう。
投資には常にリスクが伴うことを忘れずに慎重に判断し、余剰資金で無理の範囲でコツコツです。
興味がある方は、ぜひ一度読んでみてください。